★トレンドのおすそわけ～キャッシュレスとミニバッグ～★

こんにちは！

パーソナルスタイリスト協会代表理事の

五十嵐かほるです。

今回は、当協会のメンバーでアカデミー受講生である

奥　槙子より「トレンドのおすそわけ」をお伝えしますね。

～荷物のミニマル化と2019/SSトレンド「ミニ・マイクロミニバッグ」～

“キャッシュレス”に関するニュースが話題ですね。

スマホアプリは、もちろん

VISAカードでは、自分の物をお金に換え

スピーディに支払いを行えるような

近未来の支払い方法までテレビCMで流しています。

世界的にもキャッシュレス化が進んでおり

特にヨーロッパや中国では、クレジットカードや

スマートフォンでの支払いが大半を占めているとか。

日本でも2020年東京オリンピックや

2025年大阪・関西万博に向けて

キャッシュレス化を進めているようですが

事実、私も現金をあまり使わなくなりました。

理由は、スピーディに支払いができること

クレジットカードだとポイントも付くのでお得であること

そして、荷物もコンパクトにできるから。

実際に荷物のミニマル(必要最小限)化も見受けられます。

ある雑誌のバッグ特集では、20代後半から30代前半の

約60％の女性が「小荷物派」という結果が出ていました。

以前は、A4サイズ程度の大きなバッグに

荷物もたっぷり入っていそうな女性を多く見かけましたが

このところ、街中を見渡すとミニバッグの女性が増えています。

バッグの中身もほとんどの方がミニサイズのお財布

(コインケースにカードスロットが付いているような

薄型タイプを使用している方もちらほら)

スマートフォン、リップ等が入っている

お化粧直し用の小さなポーチくらいでした。

“ミニマリズム”という必要最小限のものだけを選び、

余計なものを持たない風潮になってきているので

この小荷物派が多くなっているようにも感じます。

さて、そんな影響からか2019/SSのコレクションでは

ミニ・マイクロミニバッグを発表しているブランドが登場！

幾つかご紹介いたします。

Salvatore Ferragamo(フェラガモ)、FENDI(フェンディ)では

上質な皮革のユーティリティベルトを

スポーティなコーディネートで提案しています。

雑誌『ELLE』より

ウエストポーチというより、ベルトにスマートフォンや

クレジットカードが入るくらいの薄型ポケットが付きの

ベルト感覚で身に着けられるアイテムです。

一方、CHANEL(シャネル)ではビーチボールや

貝殻モチーフのアクセサリー感覚で持つような

ショルダーバッグを発表しています。

CHANEL　WEBサイトより

このように“ベルト感覚”“アクセサリー感覚”で

“持つ”というより“身に着ける”といったような

次世代型のミニバッグが今季はポイントのようですね。

特に私が気になったバッグがPRADA(プラダ)の

サフィアーノレザーミニバッグです。

スマートフォンとクレジット(IC)カードが入る程度の

大きさのガジェットケースで

雑誌『SRUR』より

まさに“キャッシュレス”を象徴する“次世代型のお財布”。

Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)や

ZARA(ザラ)や日本のブランドではADAM ET ROPÉでも

同じようなタイプのバッグが販売しているようです。

私も似ているバッグを持っていますが

荷物の多くなる旅行の時などでも両手が使えて

支払いも楽という快適さが病みつきになりました。

小さいお子様のいらっしゃるお母さんにも

とても便利だと思いますし、デザインもミニマルで

コーディネートのポイントになるようなバッグばかりです。

ここまで2019/SSトレンド＆気になるバッグをご紹介してきましたが

キャッシュレスと荷物のミニマル(ミニ＆マイクロミニバッグ)化は

繋がっていることがよくわかり、もしかすると今後、バッグの定義も

変わってくるのではないでしょうか。

現金社会の日本ではまだまだ普及しないのでは？と思っていましたが

なんと、東京オリンピックまで、残り約1年！

もうすぐそこまでやって来ています！

これを機に、キャッシュレス＆ミニバッグブームの波に

乗りながらミニマムな体験をしてみてくださいね。

奥　槙子(オク マキコ)

（アパレル企業にてVMDビジュアルマーチャンダイジング担当後、

パーソナルスタイリスト(R)に転向）